学習院父母会は、「会員相互の親睦を図り、学習院教育の進展に協力すること」
(会則第3条)を旨として、主に学生・生徒等や学校の施設設備に対する財政
支援を柱に据えて活動を行っております。
一方、平成28年度からは、こうした活動に加えて、会員相互の親睦を図るため、
「日本の文化にふれる会」を催しております。
おかげさまで、参加いただいた旁々からは大変好評を得ており、本年度も昨年度
同様にお茶会を開催することになりました。
つきましては、下記の参加要領をご確認の上、【応募フォーム】よりご応募ください。
(会の運営上、人数制限のうえ先着順とさせていただきます)
「綺麗さびの世界」
遠州流茶道は、江戸時代初期の大名茶人で総合芸術家として有名な小堀遠州を流祖とする日本を代表する大名茶道である。
流祖以来440年の歴史を持ち格式ある茶道として、今日まで受け継がれている。
遠州流茶道の真髄は「綺麗さび」と称され「わび・さび」の精神に、美しさ、明るさ、豊かさを加え誰からも美しいと云われる客観性の美、調和の美を創り上げたことにある。
その遠州流茶道の理念は、「稽古照今」(けいこしょうこん)
古を稽えて、今に照らすという言葉に表現される、先人が築き上げた伝統を正しく受け継ぎ現代に活かし新しい創造をすることだという。
不傳庵 宗実
「文化とは、日本でいう、婦人がふすまをあけるとき、両ひざをつき、両手であけるようなものである。立ってあけてもいいという合理主義はここでは成立しえない。
不合理さこそ文化の発光物質なのである。同時に文化であるがために美しく感じられ、その美しさが来客に秩序についての安堵感をあたえ、自分自身にも、魚巣にすむ魚のように安堵感をもたらす。」~司馬遼太郎
記
- 開催日: 令和7年9月(具体的な開催日は追ってご案内いたします)
- 会場: 学習院創立百周年記念会館 1階「和室」
- 講師: 遠州流13世家元 小堀宗実氏
- ご応募資格: 学習院大学法学部または経済学部に所属する学生のご父母・保証人の皆様
※①各ご家庭1名の応募とさせていただきます。
※②父母保証人以外のご家族は対象外とさせていただきます。
- 参加費: 無料
- 持参品: 白いソックス(お茶席へ入る際に着用いただきます)
- 応募期間:追ってご案内いたします。(7月中を予定)
(応募期間中にかかわらず、満席となった場合は応募を〆切らせていただきます。)
----【応募フォーム】---