学習院父母会は、会則の第3条「会員相互の親睦を図り学習院教育の進展に協力すること」を旨として、主に学習院の「生徒・学生」及び「施設・設備」に対する財政的支援を行って参りました。
一方これに加えて、平成28年度以降、会員相互の親睦を促進することを目的として、「日本の文化にふれる会」を開催してまいりましたが、コロナ禍にあって過去3年間開催中止を余儀なくされました。
このコロナ禍もようやく感染症法上の5類に移行したことを受け、さらに各方面からの強いご要望もあり、本年度「日本の文化にふれる会」を再開をすることといたしました。
つきましては、下記の参加要領をご確認の上、【応募フォーム】よりご応募ください。
(会の運営上、人数制限のうえ先着順とさせていただきます)
「綺麗さびの世界」
遠州流茶道は、江戸時代初期の大名茶人で総合芸術家として有名な小堀遠州を流祖とする日本を代表する大名茶道である。
流祖以来440年の歴史を持ち格式ある茶道として、今日まで受け継がれている。
遠州流茶道の真髄は「綺麗さび」と称され「わび・さび」の精神に、美しさ、明るさ、豊かさを加え誰からも美しいと云われる客観性の美、調和の美を創り上げたことにある。
その遠州流茶道の理念は、「稽古照今」(けいこしょうこん)
古を稽えて、今に照らすという言葉に表現される、先人が築き上げた伝統を正しく受け継ぎ現代に活かし新しい創造をすることだという。
不傳庵 宗実
「文化とは、日本でいう、婦人がふすまをあけるとき、両ひざをつき、両手であけるようなものである。立ってあけてもいいという合理主義はここでは成立しえない。
不合理さこそ文化の発光物質なのである。同時に文化であるがために美しく感じられ、その美しさが来客に秩序についての安堵感をあたえ、自分自身にも、魚巣にすむ魚のように安堵感をもたらす。」~司馬遼太郎
記
- 開催日: 令和5年9月27日(水)
- 会場: 学習院創立百周年記念会館 1階「C」会議室
- 講師: 遠州流13世家元 小堀宗実氏
- ご応募資格: 学習院幼稚園ならびに学習院初等科のご父母・保証人の皆様
- ※遍く参加を募りたく、各ご家庭1名の応募とさせていただきます。
- 参加費: 無料
- 参加持参品: 白いソックス(扇子・懐紙等は不要)
- 応募期間: 7月19日~8月7日まで
(応募期間中にかかわらず、満席となった場合はご容赦ください)
----【応募フォーム】---
誠に申し訳ありませんが、"①10時30分~"の回は満席となりましたので、選択不可です。